日米による中国侵略戦争を阻止! その核心として沖縄・琉球弧の軍事基地化を阻止しよう! そして全国の基地撤去、改憲と戦争を進める岸田政権を倒そう! https://www.facebook.com/Turbiditycurrent/
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防衛大臣 浜田 靖一様
横須賀地方総監 乾 悦久 様
全国の自衛官のみなさん
改憲・戦争反対を訴える
2月24日、ロシア軍のウクライナ侵攻以来、NATO・アメリカ・日本はウクライナに武器を提供し戦争を長引かせ、双方の軍隊・民間人に膨大な死者を出している。
岸田政権は、ウクライナ戦争を奇貨として「自分たちで国を守らなければ、誰も助けてくれない」と、軍事費2倍化、GDP比2パーセントに増額し、憲法9条が宣言する「戦争放棄、戦力不保持、交戦権否認」を無視して、再び中国侵略戦争のための挑発と軍備増強を行っている。
日本政府は、護衛艦「いずも」「かが」を「空母」化し、ステルス戦闘機F-35B搭載、新型潜水艦「たいげい」には敵基地攻撃能力を付与し、12式誘導弾を長射程化、航空機発射型とし「和製トマホーク」製造にまで踏み込んだ。機雷敷設機能を有する護衛艦「もがみ」は、決して防衛的武器ではなく、攻撃的艦船だ。
自衛官の皆さん、かつての中国侵略戦争を想起させる、再びの中国侵略のための準備を拒否しよう。
ウクライナは核を持っていないから攻撃された。核が必要だ、と言って来年5月、あの広島で核保有国によるG7サミットを開催する。
1月7日、林外相、岸防衛相とブリンケン国務長官、オースティン国防長官による「2プラス2」で、米国は「核を含むあらゆる種類の能力を用いた・・日本の防衛」を約束した。これはNATO諸国で行っている「拡大抑止」を指し、日本に核兵器を配備することの表明だ。しかも、核兵器の存在は秘密裏に扱われることから、新たに桟橋を建設する米軍浦郷弾薬庫に格納されても、市民には明らかにされない。来年5月広島で開催される広島G7サミットに反対する。
6月29日岸田首相はNATO首脳会談に参加し、ウクライナ戦争・対中国侵略戦争への参戦国であることを明らかにした。欧州とインド太平洋の安全保障は不可分と、世界戦争を辞さないこと、日本が参戦することを宣言した。絶対に認めることはできない。
「はじめての防衛白書」で「抑止力」が必要と言う。中国の防衛費は日本の5倍。中国に対する「抑止力」を保持するために、一体、どれだけの税金を使うのか。
昨年末内閣府の調査では家計収入における「準貧困層」は全体の36.9%、「貧困層」は12.9%と、約半数にも及ぶ。しかも「ひとり親世帯」では「貧困層」が50.2%、「母子世帯」では「貧困層」が54.4%となっていた。約半数の世帯が貧困または貧困に準ずる。こんな貧困状態と格差を作り出して、その上防衛費を2倍化し、増税、福祉切り捨てなど、労働者市民に死ねと言うに等しい。
生活保護費切り捨ては2012年安倍自民党の選挙公約から始まっている。沖縄戦の記録を持ち出すまでもなく、国家や軍隊(自衛隊)は住民の命を守らない。
ステルス戦闘機F-35の購入価格は116億円、維持費が307億円。これを147機購入するには6兆を超える。「もがみ」の建造費用が1隻500億円、22隻では1兆円を超える。これだけの税金があったら、大学まで無償化できる、まともな医療体制を構築できる。
労働者の生活を守れない政府はいらない。
中国が攻めてくるという大嘘によって排外主義をあおり、労働者市民を戦争に巻き込んでいく。中国は戦争などしなくても経済は伸びている。
戦争を欲しているのは凋落するアメリカや日本だ。真実は中国侵略のための戦争だ。
なぜ、日本が戦争と軍事費増額に前のめりなのか? 住民を守るためではない。資本家と政治家の利権のためだ。中国の経済成長と周辺諸国への影響力によって日本経済は凋落しGDPが横ばいになっている唯一の国だ。経済が回らない責任を労働者に押しつけ、中国を悪者にして戦争を挑発しているのが“安倍政治”だ。岸田首相は旧統一教会との関係を隠ぺい・温存し「遺志を引き継ぐ」。
戦後日本の支配者は、労働者が当然持っている労働基本権を踏みにじり、労働組合を文字通りの暴力によって破壊し、無権利状態の非正規、派遣労働者を増やし、労働者の血と汗を自分たちの儲けとしてむしり取ってきた。だから、労働組合幹部は戦争反対を闘えないだけで、労働者はみんな戦争に反対だ。
その裏で、岸信介と反共組織の結託は、安倍政権にまで引き継がれ、実は「選挙」さえ公正な選挙とはいえなかったことが白日の下にさらされた。悪徳商法と洗脳・献金強制によって巻き上げたカネと公称60万の信者の力で行われた「不公正な選挙」。それによって得た権力を行使して強行した「集団的自衛権行使容認」「2015年安保関連法」とは何なのか。海外に派遣された自衛隊員の命に危険があったことを、「日報隠し」という違法行為までして隠ぺいした政府。日本政府は自衛隊員さえ守らない。
労働者市民を守らず、資本家と政治家を守るために、自衛隊の皆さんは命をかけるのか?
皆さんが押すミサイル発射スイッチの先で、中国の少年・少女、子どもたち、無辜の民が命を落とすことを、あなたたちはお子さんにどう説明するのか? 歴史の審判に耐えられるのですか?
中国ゴビ砂漠で横須賀米海軍基地の12号バースと見立てた地上絵に演習の痕跡が衛星写真で見つかった。ミサイルによる戦争の時代に、基地は標的だ。軍隊は住民を守れない。自衛隊は住民を守れない。ご自分の家族さえ守れない。
戦争を欲しているのは、戦争で儲かる資本と、おこぼれを頂戴する政治家だ。
自衛官も労働者市民も捨て駒だ。世界の労働者と団結し、戦争をとめよう。
自衛隊員の皆さん、私たちとともに戦争をとめよう。心から訴える。
防衛省・自衛隊幹部は、この申入れを全隊員に開示することを要請する。
具体的には
1)比与宇弾薬庫へのミサイル・弾薬の搬入を中止すること。
2)過去の戦争は「自衛」を口実に展開され、自国民310万、アジアの人々2000万人の命を奪った反省を踏まえ、自衛官は中国を挑発する軍事訓練を拒否し、全ての戦闘行為を拒否すること。
以上、要請する。
2022年8月24日
改憲・戦争阻止!大行進 神奈川、改憲・戦争阻止!大行進 横須賀